To the mentors of the future

全世代の「教育力」を高める教育コーチのブログ

【第11回 子育てライフコーチング教室】~「勉強のご褒美として子どもに物を買い与えるのは良いことですか?」~

【質問】 「勉強のご褒美として子どもに物を買い与えるのは良いことですか?」 【回答】 これは状況によります。勉強のご褒美として物を買い与えるのは良くないという意見も根強いですが、わたしは必ずしもそうは思いません。 子どもに限らず、モチベーショ…

希望

どんな経験にもネガティヴな面とポジティブな面が含まれています。 たとえば、受験の結果が不合格だったとしましょう。それを知ったときは、どうしてもネガティヴな感情が湧き起こります。一生懸命頑張ってきたのならなおさらのこと。その事実を受け入れるの…

響く言葉

今、学術分野やビジネスの分野を中心に、ポストコロナ時代やAI時代を生きる上で必要な力が次々と提示されています。その中心に居座るのはコミュニケーション能力であるのは周知の事実。今、教育や企業も有為な人材を育成し、採用するにあたり、コミュニケー…

ポストコロナ時代のメンター

新型コロナウイルスのパンデミックは、第二次世界大戦と肩を並べるほどの重大な歴史的事件として世界史に刻まれるのは間違いありません。今なお、わたしたちは現在進行形で「歴史の証人」であると自覚できる時間にいます。 いずれワクチンや特効薬によって新…

【第10回 子育てライフコーチング教室】~「コロナ禍は子育てにどんな影響を与えますか」~

【質問】 「コロナ禍は子育てにどんな影響を与えますか」 【回答】 はい、ひとことで言えば、「子育てをわからなくさせる」という影響を与えます。 少し構造的な話をしましょう。 戦後、日本の経済成長を支えてきた太い柱は終身雇用制度でした。母親である専…

「子育て力」という「解決力」

子育ては「解決すべき問題」に満ちています。 誰かがシナリオを書いているのかと思うほど、あらゆる角度から、ときに盲点を突くように問題が投げかけてきます。 「よくもまあ、こんなに次から次へと」 半ば感心するようにあきれた経験も一度や二度ではないで…

【第9回 子育てライフコーチング教室】〜「子どもの成長は予想できるものなのでしょうか」〜

【質問】 「子どもの成長は予想できるものなのでしょうか」 【回答】 これは「はい」でもあり、「いいえ」でもあります。 以前、小学生の子どもを持つ父親に、次のような質問をされたことがありました。 「ベテランの教師になると、生徒が将来どんな人間にな…

【第8回 子育てライフコーチング教室】〜「子育てする上で一番大切な言葉を教えてください」〜

【質問】 「子育てする上で一番大切な言葉を教えてください」 【回答】 はい、わかりました。 おそらく質問者の方は、格言や名言を期待されていると思います。 もちろん、そういった言葉は子育ての励みとなりますが、一番大切な言葉かと言えばそうではありま…

【第7回 子育てライフコーチング教室】〜「子育ての自己嫌悪から抜け出す方法を教えてください」〜

【質問】 「子育ての自己嫌悪から抜け出す方法を教えてください」 【回答】 はい、わかりました。 自己嫌悪というのは、自分を許せない状態です。思い通りにできない自分を許せない。 この気持ちは他者にも向かいます。自分のルールに合わない他人の言動に苛…

【第6回 子育てライフコーチング教室】「子どもを守るとはどういうことでしょうか」

【回答】 はい、身体的・経済的・精神的に守ることだと考えてください。 身体的保護・経済的保護・精神的保護です。 この三つの中で特に誤解されやすいのは経済的保護ですね。見落とされやすいのは精神的保護です。 子育てで大切なのは、過保護のバランス感…

【第5回 子育てライフコーチング教室】「コロナ前と後では、子育ての方法はどんなふうに変わるのでしょうか」

【質問】 コロナ前と後では、子育ての方法はどんなふうに変わるのでしょうか。 【回答】 はい、「100%子どもの立場で考える」という子育ての本質はいつの時代も変わりません。 子どもに対する躾や習慣が「子どもの未来にどんな影響があるのか」という想像力…

【第4回 子育てライフコーチング教室】

【質問】 子どもが言うことを聞きません。どうしたらいいでしょう? 【回答】 これは一番多い悩みかもしれませんね。 そのときの様子を思い出して頂きたいのですが、一生懸命「正論を言おう」としていませんか? だとしたら、次のことを心に留めておいてくだ…

【第3回 子育てライフコーチング教室】

【質問】 子どもと距離を縮める効果的な言葉を教えてください。 【回答】 はい、それは「ありがとう」です。 しかし、この言葉は本心から発せられないと逆効果になるので気をつけてください。形だけの「ありがとう」は子どもの心を遠ざけます。 書籍やネット…

【第2回 子育てライフコーチング教室】

【質問】 今まで一番印象に残っている母親の子育てエピソードを教えてください。 【回答】 そうですね。ひとつに絞るのは難しいのですが、ぱっと思いついたものを書いてみます。 言語能力が非常に高い小学生男子を教えていたことがあります。頭の回転が早く…

【第1回 子育てライフコーチング教室】

いつもブログに目を通して頂き、ありがとうございます。 今回からこのブログ内で「子育てライフコーチング教室」を連載します。 ライフコーチングという言葉に馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、「人生相談」のようなものだと思ってください。 …

リーダーの遺伝子 〜続・教育力の時代〜

コンサルタントやコーチという職業柄、経営者や管理職といったリーダーの言動を見聞きする機会が多い。 親もまた、子どもを導く役割を担っているとすれば、家庭内におけるリーダーであるのは間違いない。 「リーダーに必要な最低条件とは何でしょうか?」 そ…

教育力の時代

新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活様式を大きく変えつつある。 新型のウイルスが世界中で感染拡大しているという事実を単なる事実として終わりにするのか、蓄積した知見によって新しい認識にたどり着くのか、その認識で未来を予測するのか。 今…

才能という巨人、習慣という巨人

遺伝と環境、才能と習慣。 その四体の巨人は、人生がうまくいくための方法を考えるときに目の前に立ちはだかる。 ある人はあきらめる理由としてその巨人の力を借り、またある人は前に進む理由としてその力を借りる。とりわけ、才能という名の巨人はひときわ…

自粛期間が浮き彫りにした未来

コロナ禍の自粛期間、自分と向き合う時間が増え、オンラインコーチングの希望者が増えた。コーチングによって彼らが最後に行き着く結論は、「自分を変える」こと。それによって、息苦しさを減らすのだが、変化の大きすぎる時代においての「自分の変えかた」…

子どもは花

コロナ禍を乗り越える子育てのヒントが書かれています。

新型コロナショックが照らし出す人間としての品格

それぞれが思い描いていた未来は変わりつつあるのかもしれない。 未来だけではない。社会や生活や人生について、それぞれが認識を改めなくてはならない時が訪れたように思う。 ——人はみな、誰かの役に立っている。 家庭で、家庭の外で、親しい誰かを、見知っ…

今しかできない

世界にとって第二次世界大戦以来の最大の試練。 グテーレス国連事務総長の警告から一週間。7都府県に緊急事態宣言が発令された。 テーブルの上に世界という天秤が置かれている。その天秤が大きく揺れている。静謐だったはずの日常は、わずか2ヶ月のうちに瞬…

「コロナ後」の教育と子育て

——西暦2020年。東京オリンピックが開催されるはずだったその年、中国から発生した未知のウイルスがパンデミックとなって世界中に拡散。ワクチンの開発が追いつかず、各国で感染者と死亡者が急増。各国で非常事態宣言が次々と発令され、空港が閉鎖。都市が機…

有事の思いやり

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。株価は急落。経済にも深刻な影響を及ぼしている。有事の様相を呈する中、先の見えない出口に、社会不安が増大している。 国家、企業、組織、そして個人。 そのありのままの姿が現れるのは、現在のような…

あなたは上司に恵まれていますか

人の悩みは似通っている。コーチングをしていると、それがよくわかる。悩みや相談の無数の枝葉をたどると野太い幹に行き着くが、その数は限られている。 しかしまれに、どの幹にも属さない告白を受けることがある。 「わたし、上司にはなぜか恵まれています…

特別な色鉛筆

「嚢中の錐」という諺がある。 袋の中に入れた錐の先が外に突き出るように、すぐれた才能を持つ人は、凡人の中に混じっていても自然とその才能が際立つことをいう。 これと同じように、すぐれた情感を持つ人も、多くの人の中で自然とその情感が外に現れて目…

人生に関わる人を選ぶたったひとつの基準

2019年も残りわずか。元号も令和に移った象徴的な一年だった。 今年も家庭から企業に至るまで多くの人と関わった。保護者や生徒はもちろんのこと、教育コンサルタントとして組織的な人材育成に参与し、社外相談役という立場で組織改革に取り組むなど、企業と…

人間的魅力を身につける大人の学び

ついこの間、年が明けたと思ったら、もう師走。 時は急ぐように過ぎていく。 小一だった生徒は高三生となって最後のセンターテストに臨む。12年間、彼はずっと素直な生徒だった。少なくともわたしの前では。 そのわかりやすい素直さゆえに、その学力が右肩上…

まなざし

先日、数年ぶりに横浜に住む恩師を訪ねた。 もうすぐ80に手が届くという年齢を感じさせない若々しさ。黒の上品なワンピースが、変わらぬ凜とした雰囲気を際立たせている。わたしの顔を見るなり、少女のように笑う。 挨拶もそこそこに、先生は英語民間試験が…

人生のストレスから自由になるには

ストレス耐性という言葉がある。不安ですぐにいらいらしてしまう。いつも悩みを抱えている。些細なことがきっかけでストレスが増幅し、ストレスに言動を左右されやすい人はストレス耐性が低い。 しかし、ストレス耐性が低い人は繊細であるとも言える。ストレ…