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全世代の「教育力」を高める教育コーチのブログ

【第4回 子育てライフコーチング教室】

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【質問】

 

子どもが言うことを聞きません。どうしたらいいでしょう?

 

 

 

【回答】

 

これは一番多い悩みかもしれませんね。

 

 

 

そのときの様子を思い出して頂きたいのですが、一生懸命「正論を言おう」としていませんか?

 

 

 

だとしたら、次のことを心に留めておいてください。

 

 

 

子どもは親から「何を言われたか」ではなく、「何を感じたか」を覚えています。

 

 

 

大切なのは内容よりも「言い方」ですね。

 

 

 

表情、目の動き、仕草、声色。

 

 

 

言葉では説明できない「非認知能力」という感覚を全開にして、子どもは親の機嫌を読み取ります。

 

 

 

これは何も子どもに限ったことではありません。大人も同じです。「なんかいやだ」の「なんか」は、非認知能力が読み取った「不穏な気配」のことです。

 

 

 

ちなみに言葉を読み取る力は「認知能力」と呼ばれます。

 

 

 

子どもの「コア」に到達するには、二つのバリアを壊さなくてはなりません。

 

 

 

最初は「感情のバリア」で、次は「言葉のバリア」です。

 

 

 

そうしてはじめて親の言葉と気持ちが子どもの「コア」に届きます。

 

 

 

難しいですよね。

 

 

 

はい、そのとおりです。本当に難しい。

 

 

 

正論だけで人が育つなら、誰でも子どもや部下に尊敬されるでしょうね。 

 

 

 

 

          *     *     *

 

 

 

 

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